プロジェクトマネージャはコストと向き合う

多数決は失格

メンバーの意見を取りまとめるプロジェクトマネージャであっても、当初のリスクを念頭にメンバーの多数決で決めることは怖いことである。反対意見の中に隠された新たなリスクを無視したプロジェクトはいつかその脅威を露呈するに違いないからである。民主主義の多数決はこの場合、失格でありそもそもその考え方が間違っているのである。プロジェクトが単一の案件に進むことは非常に畏怖を含むのである。常に複数の路線を鑑み各々のリスクを解決しながら進めて行く方策を取ることこそ、プロジェクトマネージャの真価が発揮されるのである。一つに決めて進めるプロジェクトは危うさを伴い、一旦リスクが発生すれば取り返しのつかないことになるのである。

包括的にプロジェクトを見守る

変更を強要された場合、どうしても納期に逃げる方策を取ることが多くなりがちだが、プロジェクトマネージャとしてそこに目をそらしてはならないのである。itエンジニアの言い分は理にかなってそうだが、コストを鑑みずに取り組むプロジェクトは危険である。かさむコストを話しに出さずに納期で話をまとめても、変更に対するコストアップはいたしかたなくそこから泥沼化することも必至だからだ。はなからコストを鑑みて進めなかったつけが回ってくるリスク管理もしなければならないのである。包括的にプロジェクトを見守る使命を怠った失敗だ。